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ハシリドコロ(ナス科)
高さ30センチメートルから60センチメートル程度の多年草で、葉は長円形で先がとがっています。春、紅紫色の鐘の形の花が下向きに咲きます。果実は球形で、熟すと種子が散ります。誤って食べると、幻覚などを起こし、苦しんで走り回ることからこの名前が付けられました。
◇特徴
自生地 | 山間の湿地、谷間、薄暗い林内など。 |
誤食部位 | 葉、根など。新芽をフキノトウやオオバギボウシなどの山菜と間違えることがあります。 |
症状 | おう吐、下痢、血便、瞳孔散大、目まい、幻覚など。 |
毒成分 | ヒヨスチアミン、アトロピン、スコポラミンなどのアルカロイド類。全草が有毒。 |
ハシリドコロ |
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ハシリドコロの若芽(毒) |
フキノトウ(食)(食) |
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