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チョウセンアサガオ類

 東南アジア原産で、江戸時代から明治時代に日本に入ってきた帰化植物。高さ約1メートルの一年草で、夏から初秋にかけて白く長いロート状の花を咲かせます。果実は、大型でトゲが密生し、成熟すると4裂して扁平な種子を多数散布します。 キダチチョウセンアサガオなど多くの種類があります。


 ◇特徴
 自生地  草地、空き地などに自生したり、庭などで栽培されています。
 誤食部位  葉、根、種子。根をゴボウと間違える事例が多くあります。つぼみをオクラと、また、種子をゴマと間違えて食べた事例もあります。
 症状  おう吐、瞳孔散大、呼吸の乱れ、けいれん、呼吸困難など。
 毒成分  ヒヨスチアミン、アトロピン、スコポラミンなどのアルカロイド類。全草が有毒。


チョウセンアサガオ

上:チョウセンアサガオのつぼみ(毒)と
下:オクラ(食用)

チョウセンアサガオの実


このページは東京都保健医療局 健康安全研究センター 企画調整部 健康危機管理情報課 食品医薬品情報担当が管理しています。


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