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ホーム » たべもの安全情報館 » 知って安心〜トピックス〜 »  食品の寄生虫 » 生鮮魚介類を介するもの 顎口虫

顎口虫(Gnathostoma spp.) 線虫類

顎口虫の特徴

透明、内臓は乳白色
大きさ
(幼虫)
剛棘顎口虫:体長約0.6ミリメートル、ドロレス顎口虫:体長3ミリメートル以上
日本顎口虫:体長約2ミリメートル、有棘顎口虫:体長3から4ミリメートル
寄生場所 剛棘顎口虫:輸入ドジョウ、ドロレス顎口虫:ヤマメなどの渓流魚やマムシ
日本顎口虫:日本産ドジョウ、有棘顎口虫:ライギョやナマズなどの内臓

ヒトへの影響

 顎口虫はヒトの体内では成虫になれないので、幼虫のまま皮下を移動します。
 幼虫の移動に伴い、皮膚の腫脹やみみずばれ等が起こります。まれに、幼虫が眼の疾患でみつかることもあります。 有棘顎口虫は、時には、内臓や脳などに迷入することもあります。

寄生している主な魚介類

 ドジョウ、ヤマメなどの渓流魚、ライギョ、ナマズ(幼虫)

予防方法

  • ドジョウ、ヤマメ、ライギョ、ナマズなどは生食しないようにします。
写真:剛棘顎口虫の幼虫
図 剛棘顎口虫の幼虫

このページは東京都保健医療局 健康安全研究センター 企画調整部 健康危機管理情報課 食品医薬品情報担当が管理しています。


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