麻しん(はしか)にご注意ください
麻しん(はしか)とは
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、一般的には「はしか」と呼ばれることもあります。主たる感染経路は空気感染ですが、飛沫感染や接触感染もあります。感染力がきわめて強く、麻しんに対して免疫を持っていない人が感染している人に接触すると、ほぼ100%の人が感染します。
麻しんウイルスに感染すると、約10日から12日間の潜伏期間の後、38度程度の発熱及びかぜ症状が2日から4日続き、その後39度以上の高熱とともに発しんが出現します。また、肺炎や脳炎などの合併症が起こることもあります。
医療機関への受診について
麻しん患者と接触した後に発熱、咳、鼻汁、目の充血、発しんなどの症状が出て麻しんが疑われる場合は、事前に医療機関にそのことを電話連絡してから、受診してください。
ワクチン接種について
有効な予防の手段は、麻しんワクチン接種です。
定期予防接種
麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)を1期・2期の期間において計2回接種を行っています。
対象者
1期:1歳以上2歳未満
2期:5歳から7歳未満で小学校就学前の1年間
※対象の方はお住まいの区市町村の予防接種担当窓口にお問い合わせください。
東京都保健医療局「区市町村予防接種担当部署一覧」(PDF:158KB)
上記の定期予防接種対象者以外の方
麻しんり患歴、ワクチン接種歴がともにない方は、任意接種として麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)または麻しんワクチンの接種が推奨されます。ただし、妊娠している方は接種ができませんので、ご注意ください。
希望される方は、かかりつけ医にご相談ください。
参考 国立感染症研究所(感染症疫学センター)「麻しん風しん混合(MR)ワクチン接種の考え方」(PDF:184KB)
麻しんについて詳細をお知りになりたい方は以下もご参照ください
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お問い合わせ
このページの担当は 多摩立川保健所 保健対策課 感染症対策担当 です。