写真提供:独立行政法人日本スポーツ振興センター
東京1964大会のオリンピックスタジアムであった旧国立競技場が、新しい国立競技場として2019年11月30日に竣工致しました。東京2020大会では、開・閉会式のほか、陸上競技やサッカーが行われます。大会後は各種スポーツ・文化関連イベントに使用される予定です。
提供元:オリンピック・パラリンピック準備局
※写真は改修工事前
この施設は、1964年大会時に、メインアリーナで体操競技、屋内プールで水球が開催されました。1964年のオリンピックレガシーを有する施設の1つです。
現在、さまざまな世界大会など大規模な競技大会が開催される都内でも中核的な存在の体育館です。約10,000人を収容できるメインアリーナを有するほか、サブアリーナやプール、トレーニングルームなどを併設しています。
写真提供:独立行政法人日本スポーツ振興センター
この施設は、1964年大会時に水泳とバスケットボールの競技会場として使用するため、日本を代表する建築家丹下健三氏によって設計されました。高張力による吊り屋根に特徴があり、また多くのレリーフを有しています。現在でもオリンピックレガシーとして高い評価を受けており、世界的にも有名です。
この会場は、緑あふれる美しい明治神宮や、同じ1964年のオリンピックレガシーである代々木公園に隣接しています。
ハンドボール
バドミントン
車いすラグビー
写真提供:公益財団法人 日本武道館
日本武道館は、柔道をはじめとする日本の武道の聖地です。
柔道がオリンピック競技として初めて実施されたのは1964年大会であり、この施設はそのときの会場です。富士山の裾野をひくような流線美の大屋根を持つこの建物は、1964年のオリンピックレガシー施設の1つです。
現在は、武道だけでなく、コンサートその他のイベントなど多目的に利用されています。
空手(形、組手)
©TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTD.
巨大な舟形のアトリウム空間を持つガラス棟がシンボリックな建物です。
この施設は、総合的な文化活動の拠点、情報の交流と創造の拠点、国際交流の拠点という3つの機能をもつホールとして、1997年に開業しました。
集客性のすぐれたこの場所は、1991年の都庁の新宿移転まで、約一世紀にわたり東京都庁舎が存在し、近・現代東京の行政の中心地でした。
現在、コンサートやミュージカル、展示会など幅広く利用されています。
ウエイトリフティング
パワーリフティング
写真提供:公益財団法人日本相撲協会
国技館は、日本の国技である相撲の聖地です。会場がすり鉢状になっており、観客は四方から中央の競技を観戦することができます。過去にプロボクシングのタイトルマッチを開催した実績もある施設です。
➡「すみだの自然を再発見!爽快リバービューコース(墨田区)」
➡「北斎案内板を見ながら歩く北斎ゆかりの両国コース(墨田区)」
➡「すみだの四季を感じる美しい自然と名所をめぐるコース(墨田区)」
©Tokyo 2020
この施設では、1964年大会でも馬術競技が行われました。
馬事公苑は、馬事に関する知識向上などを目的として昭和15年に開苑しました。現在は日本中央競馬会が運営する馬事普及の拠点です。
18ヘクタール(東京ドーム4個分)を超える敷地面積に、さまざまな馬関連施設のほか、1年を通じて四季折々の花々が咲く、多くの人たちに親しまれる憩いの空間になっています。
馬術(馬場馬術、総合馬術、障害馬術)
提供元:オリンピック・パラリンピック準備局
東京スタジアムに隣接する場所に新しく整備される総合スポーツ施設です。大規模なスポーツ大会やイベント興行が開催可能な施設です。約4,900㎡のメインアリーナのほかにサブアリーナ、プール、トレーニングルームなどを併設しています。
バドミントン
近代五種(フェンシング)
車いすバスケットボール
提供元:オリンピック・パラリンピック準備局
この競技場は、サッカーをはじめ、多彩なイベントに利用されている多目的スタジアムです。2013年に開催された国民体育大会「スポーツ祭東京2013」では、開会式・閉会式などにも使用されました。観客席が約50,000席もある大規模スタジアムです。
近代五種(水泳、フェンシング、馬術、レーザーラン)
©Tokyo 2020
※画像は設計段階のものであり、実際とは異なる場合があります。
武蔵野の森公園は、大会時には自転車競技(ロードレース)のスタート地点として仮設施設が整備されます。公園の周囲には武蔵野の森が広がり森の緑を背景として美しい景観が楽しめます。また、各都道府県の石が置かれている「ふるさとの丘」からは調布飛行場が一望でき、澄んだ空気の日には新宿副都心のビルを望めます。
自転車 ロード(ロードレース・スタート)
提供元:オリンピック・パラリンピック準備局
有明北地区に新しく整備されるアリーナです。15,000席を超える観客席のあるメインアリーナを有する施設として計画されています。
大会後は、国際大会を含むスポーツ大会や各種イベントなどに利用できる新たなスポーツ・文化の拠点となる施設としていきます。
バレーボール
車いすバスケットボール
©Tokyo 2020 / Uta MUKUO
選手村やメディアセンターからも近いウォーターフロントエリアの有明北地区に計画されています。大会時には、約12,000人の客席数を有する体操専門競技場が仮設で整備されます。
体操(体操競技、新体操、トランポリン)
©Tokyo 2020
※画像は設計段階のものであり、実際とは異なる場合があります。
選手村やIBC/MPCからも近いウォーターフロントエリアの有明北地区に計画されています。自転車競技のBMXレーシング、BMXフリースタイルの他、スケートボードも実施されるこの会場は、アーバンスポーツの中心となる会場のひとつです。
自転車競技(BMXフリースタイル、BMXレーシング )
スケートボード
提供元:オリンピック・パラリンピック準備局
センターコート「有明コロシアム」のほか、ショーコート、インドアコート、屋外コートを備えた国内有数のテニス競技施設です。昭和58年の開設以来、国際大会から一般利用まで、テニスの拠点施設として多くの方々に親しまれています。
車いすテニス
©Tokyo 2020
※画像は設計段階のものであり、実際とは異なる場合があります。
海と緑の自然とレインボーブリッジや都市型リゾートホテルなどの未来的景観が融合した日本屈指の観光スポットであるお台場にある公園です。台場公園(第3台場)の側に広がる静かな入り江を囲んで砂浜や磯があります。
大会時には、競技のための仮設施設が整備されます。
マラソンスイミング
トライ
アスロン
トライ
アスロン
©Tokyo 2020
※画像は設計段階のものであり、実際とは異なる場合があります。
この公園では、ウォーターフロントの象徴であるレインボーブリッジを背景に、東京湾の美しい景色を眺めることができます。お台場海浜公園と隣接した場所に位置しています。
大会時には、ビーチバレーボールの競技会場が仮設で整備されます。
ビーチバレーボール
©Tokyo 2020
※画像は設計段階のものであり、実際とは異なる場合があります。
選手村からも近い青海エリアの敷地に、仮設で整備される会場です。東京湾が見える場所に位置し、バスケットボールの3×3やスポーツクライミングが実施され、世界中の若者をエンゲージする東京2020大会を象徴する会場のひとつです。
3x3 バスケットボール
スポーツクライミング
5人制
サッカー
提供元:オリンピック・パラリンピック準備局
大井ふ頭中央海浜公園に新しく整備される施設です。
大会後は、ホッケー競技に加え、フットサルなどにも使える多目的グラウンドとして活用される施設になると見込まれています。都内有数の多目的人工芝競技場として、ホッケーその他の競技の拠点となる予定です。
©Tokyo 2020
※画像は設計段階のものであり、実際とは異なる場合があります。
この場所は、豊かな緑で覆われた埋立地で、東京湾のすばらしい眺めとドラマチックな都市景観を一度に楽しむことができます。
大会時には、馬術のクロスカントリーコースが仮設で整備されます。大会終了後は、「海の森」として都民の憩いの場として利用されます。
総合馬術(クロスカントリー)
©Tokyo 2020 / Uta MUKUO
東京港中央防波堤内側及び外側埋立地間の水路に新しく整備される施設です。
この場所は、豊かな緑で覆われた埋立地で、東京湾のすばらしい眺めとドラマチックな都市景観を一度に楽しむことができます。
大会後は、国際大会が開催できるボート・カヌーの競技場及び育成・強化の拠点とするほか、多目的な水面利用を図り、都民のレクリエーションの場、憩いの場としていきます。
カヌー(スプリント)
提供元:オリンピック・パラリンピック準備局
都立葛西臨海公園の隣接都有地に新しく整備される施設です。
水路に人工的に流れを作り出し、競技を実施することができる国内で初めてのカヌー・スラロームコースです。
大会後は、このカヌー・スラロームセンターを利用して、ラフティングも楽しめる、周辺の公園や水域と一体となったレジャー・レクリエーション施設としていきます。
カヌー(スラローム)
Coming soon……
提供元:オリンピック・パラリンピック準備局
夢の島エリアに新しく整備される施設です。
アーチェリーを中心に、都民・公園利用者に対し、様々なスポーツの機会を提供する施設としていきます。
大会後は、主要な競技大会の会場に利用されたり、アーチェリーの普及・強化の拠点として活用されたり、多様な活用が見込まれます。
アーチェリー
アーチェリー
提供元:オリンピック・パラリンピック準備局
都立辰巳の森海浜公園に新しく整備される施設です。観客席数について、大会後は5,000人規模に縮小することをあらかじめ想定した上で、大会時には15,000人の観客が観戦できるように計画されています。
大会後は、世界的な大会が開催される国際水泳場として、また、都民も利用できる水泳場として活用していきます。
水泳(競泳、飛込、アーティスティックスイミング)
提供元:オリンピック・パラリンピック準備局
この施設は、東京都における水泳の中心的・象徴的施設としての役割を担う全都・広域的な専門施設として設置されました。
水泳の普及振興を図り、都民の健康づくりや競技スポーツの発展に寄与することを目的として、1993年に開業しました。
約5,000席の観客席を有しており、全国規模の大会などが多数開催されています。