ツツガムシ
ツツガムシは野外にいるダニでつつが虫病を媒介します。
つつが虫病は、病原体(リケッチア)をもったツツガムシの幼虫に刺されることで感染します。
ツツガムシの幼虫は野ねずみなどに寄生し、野山、河川敷などにいます。
つつが虫病の症状
38℃を超える熱が比較的長く続きます。
全身がだるく、頭痛や関節痛があります。
リンパ節がはれて痛むことが多くあります。
ツツガムシ特有の「刺し口」(写真)があります。
予防
野山、河川敷などでは肌の露出を避けましょう。
また、地面に直接寝転んだり、腰をおろしたりすることはやめましょう。
肌の露出をしているところは忌避剤(虫除け)をつけましょう。忌避剤はツツガムシの忌避を効能としているものを選び、添付されている説明書の注意書きに従って使いましょう。
野山などに行った後はすぐ着替え、衣類は洗濯します。また、入浴し吸着したダニを洗い流します。
治療
つつが虫病には有効な治療薬があります。
野山などに行った後でつつが虫病に思い当たる症状があったら、すぐに医師の診察を受けてください。
【写真】 ツツガムシ(幼虫)体長0.3~0.7ミリメートル うすい赤色
【写真】 ツツガムシ(幼虫)の刺し口
お問い合わせ
このページの担当は 健康安全部 環境保健衛生課 指導担当(03-5320-4391) です。