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感染症トピックス

エムポックスに関する注意喚起 令和6年8月26日掲載
  • 令和6年8月、世界保健機関(WHO)により、コンゴ民主共和国及び周辺国におけるエムポックスの急激な感染拡大について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC) が宣言されました。
  • エムポックスは、主に、感染した人や動物の皮膚の病変、体液、血液に触れた場合(性的接触を含む)や、患者と近くで対面し、 長時間の飛沫(ひまつ)にさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合などに感染します。 令和4年から 令和5年の流行では、患者の多くは成人男性であり、そのほとんどが男性間で性交渉を行う人(MSM)でした。
  • エムポックスは、潜伏期間1~21日(多くは1週間以内)の後、発熱、頭痛、リンパ節の腫れ、筋肉痛などが1~5日続き、その後、発疹が出現します。発疹は水ぶくれ(水疱)状になり、最後にはかさぶた(痂皮)になってはがれ落ちます。発疹は体だけではなく、口の中や、陰部、目(角膜、結膜)にもできることがあります。
  • 都内でエムポックスの相談ができる医療機関は、下記リンクをご覧ください。相談の際には、「エムポックスの感染を心配している」とお伝えください。受診する際は、周りの人にうつさないように、飛沫が飛ばないようサージカルマスクを着用し、水疱を含む皮膚病変はガーゼなどで覆うなどの対策をしましょう。
  • 詳しくは以下のリンクをご覧ください。
  • 都内のエムポックスの流行状況
  • 東京都感染症情報センター エムポックスとは
  • 東京都保健医療局 エムポックスについて、都内で相談ができる医療機関
  • 都民向け情報リーフレット エムポックスってどんな病気?

梅毒が急増しています 令和6年7月25日掲載

  • 梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。オーラルセックスやアナルセックスでも感染します。
  • 感染すると、性器や肛門、口にしこりができたり、全身に発疹が現れたりします。一旦症状が消えるため治ったと間違われることがあり、発見が遅れる危険があります。また、無症状で経過する場合もあります。
  • 自然には治らず、検査や治療が遅れたり、放置したりすると、長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあるため、早期発見・早期治療が重要になります。
  • また、妊娠している人が梅毒に感染すると、胎盤から赤ちゃんに梅毒が感染し、赤ちゃんの神経や骨に異常をきたすことや、最悪の場合死産に繋がる可能性があります。
  • なお、治療しても免疫ができないため、再度感染することがあります。そのためパートナーも一緒に検査・治療を行うことも重要です。
  • 詳しくは以下のリンクをご覧ください。
  • 東京都保健医療局 梅毒について
  • 東京都性感染症ナビ
  • 多摩立川保健所で実施しているHIV・性感染症検査

劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)が増加しています 令和6年4月5日掲載

  • 劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、レンサ球菌による感染症です。通常は、レンサ球菌に感染しても無症候のことも多く、ほとんどは咽頭炎や皮膚の感染症にとどまります。
  • しかし、稀に通常は細菌が存在しない組織(血液、筋肉、肺など)にレンサ球菌が侵入し、急激に症状が進行する重篤な疾患となることがあります。
  • 子供から大人まで広範囲の年齢層に発症しますが、特に大人に多いのが特徴です。
  • 四肢の疼痛、腫脹、発熱などの感染の兆候が見られる場合速やかに 医療機関を受診してください。
  • 詳しくは以下のリンクをご覧ください。
  • 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 (STSS)とは(保健医療局) 
  • 最新の都内の発生状況(東京都感染症情報センター)

お問い合わせ

このページの担当は 多摩立川保健所 保健対策課 感染症対策担当 です。

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