「サプリ」ってなに?…一般に、特定成分が濃縮されたカプセル・錠剤・粉末・顆粒形態の「健康食品」はサプリメントと呼ばれています。このウェブサイトでは、これに加え、菓子や飲料など「健康の保持増進に資すると称する食品全般」を含めて、「サプリ」と表現しています。
そのサプリは今の自分に本当に必要かな?
この広告は本当かな?
一度立ち止まって、考えてみてください。
意識して「情報」に接していくことで
「選択眼」は確実に磨くことができます。
選択眼の磨き方 逐条解説
第一条知る
サプリって何だろう?
健康の維持や増進の効果をうたうサプリは、「食品」です。
食品として、健康維持に対して一定の働きがありますが、医薬品のように、病気や体の不調を治療するものではありません。
サプリは“クスリ”ではないのです。
一般に馴染みの薄い素材が使われている、特定の成分が濃縮されているなど、
一般の食品とは異なることがあるので、安全性については慎重に考えるようにしましょう。
第二条考える
そのサプリは本当に必要?
健康に大切な要素は、「バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」です。
サプリは、健全な食生活を心掛けた上で、「栄養」成分などを補給することが必要な場合の補助と考えましょう。
「運動」や「休養」の不足は、サプリだけでは解消できません。
サプリを利用する前に、今の自分に本当に足りないものは何か、改めて考えることが大切です。
反対に、特定の成分を過剰に摂取しないように気を付けることも必要です。
※治療を受けている人がサプリを利用する場合には、医師や薬剤師などに相談しましょう。
第三条見極める
その広告は本当?
宣伝や広告は、販売するための情報です。
サプリの機能を紹介する“情報”は、そのまま受け入れるのではなく、
以下のリンク等を参考にして、自分で、製品中の成分の安全性や有用性に関する情報を調べてみましょう。
広告の体験談やSNSでの口コミは個人の感想です。
「1週間で〇Kgの効果があった!」「有名芸能人もおススメ!」といった説明は、
有用性に関する科学的な根拠とはいえません!
サプリは「飲むだけで」「食べるだけで」で願いが叶う“魔法のクスリ”ではありません。
サプリを選ぶ際には、商品の表示をよく確認することも重要です。
具体的には、製品の品質等を確認するための、製品中の個別成分の含有量、
製造者や問合せ先が明記してあるかチェックしましょう。
なお、個人輸入やインターネットオークション、フリマアプリ等で購入したサプリの中には、
安全性に問題があり健康被害が報告された例もあるので、注意しましょう。
健康食品を
利用するときは
万が一、体調不良を感じたら
すぐに使用を中止し、
迷わず、悩まず、
医師や薬剤師等に
相談しましょう