トップページ > 監視・指導 > 食品衛生歳末一斉監視事業 >平成21年度 食品衛生歳末一斉監視事業
このページでは平成21年度に東京都で実施した食品衛生歳末一斉監視事業の結果を集計しました。
平成21年度に食品衛生歳末一斉監視事業の結果は表1のとおりです。実施期間中、食品の製造業、販売業、調理業等71,875件の立入りを行い、食品等の取扱い、製造及び表示について監視指導を実施しました。特に、この時期流通量の増加する年末年始用食品の製造施設の監視指導を重点的に行いました。
表1 平成21年度 食品衛生歳末一斉監視事業実施状況(総括表)
表1をダウンロードしたい方はこちら(xls/21KB)
食品等16,165項目について細菌検査を実施したところ、187項目が不良でした。食品別には、「ゆでめん類」(6.1%)、「洋生菓子」(3.8%)、「アイスクリーム類・氷菓」(3.7%)の順に不良率が高く、このうち、基準を超えた細菌数を検出した「生食用かき」1検体に法違反がありました。
食品等26,748項目について化学検査を実施したところ、16項目が不良でした。食品等別には、「その他の魚介類加工品」(0.1%)、「和生菓子」(0.1%)、「上記以外の肉・卵類及びその加工品」(0.1%)の順に不良率が高く、このうち、着色料の使用基準違反が判明した「ストロベリームース」や表示にない着色料を検出した「大根漬物」など10検体に法違反がありました。
総検査検体4,122検体のうち、輸入食品等は673検体でした。このうち不良検体は3検体でした。このうち、放射能の暫定限度違反の「ブルーベリージャム」や表示にないエリソルビン酸を検出した「合鴨スモーク」など3検体に法違反がありました。
表2 平成21年度 食品別収去検査結果
表2をダウンロードしたい方はこちら(xls/22KB)
表3 平成21年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
表3をダウンロードしたい方はこちら(xls/22KB)
東京都では、都内流通食品の表示適正化を図り、表示違反を防止するため、食品の製造業・加工業・販売業等に立ち入り、延べ211,628品目について監視指導を行いました。
その結果、655品目の表示違反・不適正食品を発見しました。当該食品取扱施設には、口頭注意等の指導を行い、適正表示の徹底を図りました。
表4 平成21年度 食品別表示検査結果
表4をダウンロードしたい方はこちら(xls/22KB)