トップページ > 監視・指導 > 食品衛生歳末一斉監視事業 >平成18年度 食品衛生歳末一斉監視事業
このページでは平成18年度に東京都で実施した食品衛生歳末一斉監視事業の結果を集計しました。
平成18年度に食品衛生歳末一斉監視事業の結果は表1のとおりです。実施期間中、食品の製造業、販売業、調理業等45,660軒(延べ84,703軒)の立入りを行い、食品等の取扱い、製造及び表示について監視指導を実施しました。特に、この時期流通量の増加する年末年始用食品の製造施設の監視指導を重点的に行いました。
表1 平成18年度 食品衛生歳末一斉監視事業実施状況(総括表)
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食品等5,227検体について細菌検査を実施したところ、152検体が不良でした。食品別には、「冷凍食品」(25.0%)、「弁当類」(16.9%)、「洋生菓子」(14.9%)の順に不良率が高く、このうち、大腸菌群を検出した「はんぺん」(魚肉ねり製品)及び「鯨肉ベーコン」(鯨肉製品)の2検体に法違反がありました。
食品等8,495検体について化学検査を実施したところ、24検体が不良でした。食品等別には、「サラダ」(3.5%)、「めん類・皮類」(2.7%)、「魚卵加工品」(1.1%)の順に不良率が高く、表示にない着色料(赤3、赤102)を検出した「明太子」(魚卵加工品)や表示にないアスコルビン酸を検出した「たけのこ水煮」(農産物加工品)など20検体に法違反がありました。
総検査検体13,723検体のうち、輸入食品等は5,351検体でした。このうち不良検体は16検体でした。また、暫定基準を超える放射能(セシウム137)を検出した「生鮮きのこ」(ロシア)や表示にないブチルヒドロキシアニソールを検出した「ウエハース(菓子)」(トルコ)など14検体に法違反がありました。
表2 平成18年度 食品別収去検査結果
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表3 平成18年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
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東京都では、都内流通食品の表示適正化を図り、表示違反を防止するため、食品の製造業・加工業・販売業等に立ち入り、231,898品目について監視指導を行いました。
その結果、1,162品目の表示違反・不適正食品を発見しました。当該食品取扱施設には、口頭注意等の指導を行い、適正表示の徹底を図りました。
表4 平成18年度 食品別表示検査結果
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