トップページ > 監視・指導 > 食品衛生歳末一斉監視事業 >平成16年度 食品衛生歳末一斉監視事業
このページでは平成16年度に東京都で実施した食品衛生歳末一斉監視事業の結果を集計しました。
平成16年度に食品衛生歳末一斉監視事業の結果は表1のとおりです。実施期間中、食品の製造業、販売業、調理業等49,714軒(延べ85,921軒)の立入りを行い、食品等の取扱い、製造及び表示について監視指導を実施しました。特に、この時期流通量の増加する年末年始用食品の製造施設の監視指導を重点的に行いました。
表1 平成16年度 食品衛生歳末一斉監視事業実施状況(総括表)
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食品等4,550検体について細菌検査を実施したところ、149検体が不良でした。食品別には、「洋生菓子」(17.6%)、「サラダ」(9.9%)、「調理パン」(9.1%)の順に不良率が高く、このうち、細菌数56,000個/gを検出した「生食用かき」や、大腸菌群を検出した「つみれ」等3検体に法違反がありました。
食品等7,954検体について化学検査を実施したところ、19検体が不良でした。食品等別には、「和生菓子」(4.7%)、「魚卵加工品」(2.2%)、「冷凍食品」(1.7%)の順に不良率が高く、このうち、亜硝酸根を使用基準以上に検出した「たらこ」や、表示にない着色料を検出した「和生菓子」等19検体に法違反がありました。
総検査検体12,504検体のうち、輸入食品等は3,568検体でした。このうち不良検体は8検体でした。このうち、病原微生物であるリステリア・モノサイトゲネスを検出した「ナポリサラミ」、表示ない二酸化硫黄を検出した「くわい水煮」等6検体に法違反がありました。
表2 平成16年度 食品別収去検査結果
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表3 平成16年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
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東京都では、都内流通食品の表示適正化を図り、表示違反を防止するため、食品の製造業・加工業・販売業等に立ち入り、268,199品目について監視指導を行いました。
その結果、2,086品目の表示違反・不適正食品を発見しました。当該食品取扱施設には、口頭注意等の指導を行い、適正表示の徹底を図りました。
表4 平成16年度 食品別表示検査結果
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