トップページ > 監視・指導 > 食品衛生歳末一斉監視事業 >平成15年度 食品衛生歳末一斉監視事業
このページでは平成15年度に東京都で実施した食品衛生歳末一斉監視事業の結果を集計しました。
平成15年度に食品衛生歳末一斉監視事業の結果は表1のとおりです。実施期間中、食品の製造業、販売業、調理業等52,213軒(延べ84,122軒)の立入りを行い、食品等の取扱い、製造及び表示について監視指導を実施しました。特に、この時期流通量の増加する年末年始用食品の製造施設の監視指導を重点的に行いました。
表1 平成15年度 食品衛生歳末一斉監視事業実施状況(総括表)
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食品等4,696検体について細菌検査を実施したところ、192検体が不良でした。食品別には、「洋生菓子」(19.4%)、「サラダ」(11.4%)、「調理パン」(8.3%)の順に不良率が高く、このうち、大腸菌群を検出した「つみれ」や、大腸菌最確数260/100gを検出した「生食用かき」等9検体に法違反がありました。
食品等8,115検体について化学検査を実施したところ、21検体が不良でした。食品等別には、「魚卵加工品」(2.0%)、「つけもの」(1.5%)、「その他の食品」(0.6%)の順に不良率が高く、このうち、着色料を検出したにもかかわらず表示にない「明太子」や、保存料を使用基準以上に検出した「加熱食肉製品」等21検体に法違反がありました。
総検査検体12,811検体のうち、輸入食品等は3,276検体でした。このうち不良検体は7検体でした。このうち、チアベンダゾールを検出したにもかかわらず表示がない「オレンジ」や保存料及び着色料を検出したにもかかわらず表示がない「つけもの」等7検体に法違反がありました。
表2 平成15年度 食品別収去検査結果
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表3 平成15年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
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東京都では、都内流通食品の表示適正化を図り、表示違反を防止するため、食品の製造業・加工業・販売業等に立ち入り、288,720品目について監視指導を行いました。
その結果、1,851品目の表示違反・不適正食品を発見しました。当該食品取扱施設には、口頭注意等の指導を行い、適正表示の徹底を図りました。
表4 平成15年度 食品別表示検査結果
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