トップページ > 監視・指導 > 食品衛生歳末一斉監視事業 >平成14年度 食品衛生歳末一斉監視事業
このページでは平成14年度に東京都で実施した食品衛生歳末一斉監視事業の結果を集計しました。
平成14年度に食品衛生歳末一斉監視事業の結果は表1のとおりです。実施期間中、食品の製造業、販売業、調理業等59,383軒(延べ88,852軒)の立入りを行い、食品等の取扱い、製造及び表示について監視指導を実施しました。特に、この時期流通量の増加する年末年始用食品の製造施設の監視指導を重点的に行いました。
表1 平成14年度 食品衛生歳末一斉監視事業実施状況(総括表)
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食品等4,606検体について細菌検査を実施したところ、155検体が不良でした。食品別には、「調理パン」(33.3%)、「洋生菓子」(14.1%)の順に不良率が高く、このうち、大腸菌群を検出した「はんぺん」等8検体に法違反がありました。
食品等7,591検体について化学検査を実施したところ、28検体が不良でした。食品別には、「その他の菓子・菓子材料」(1.6%)、「その他の魚介類加工品」(1.4%)の順に不良率が高く、このうち、指定外添加物であるTBHQを検出した「スナック菓子」や着色料食用黄色4号を検出したにもかかわらず表示がなかった「筋子醤油漬け」等24検体に法違反がありました。
総検査検体12,197検体のうち、輸入食品等は2,453検体でした。このうち、不良検体は7検体でした。このうち、二酸化硫黄を過量に使用した「果実加工品」や、指定外添加物であるサイクラミン酸を検出した「つけもの」等7検体に法違反がありました。
表2 平成14年度 食品別収去検査結果
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表3 平成14年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
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東京都では、都内流通食品の表示適正化を図り、表示違反を防止するため、食品の製造業・加工業・販売業等に立ち入り、295,942品目について監視指導を行いました。
その結果、1,701品目の表示違反・不適正食品を発見しました。当該食品取扱施設には、口頭注意等の指導を行い、適正表示の徹底を図りました。
表4 平成14年度 食品別表示検査結果
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