トップページ > 監視・指導 > 食品衛生夏期対策事業 >平成23年度 食品衛生夏期対策事業
このページでは平成23年度に東京都で実施した食品衛生夏期対策事業の結果を集計しました。
平成23年度に夏期一斉監視事業の結果は表1のとおりです。実施期間中、食品の製造業、販売業、調理業等167,207件の立入りを行い、食品等の取扱い、製造及び表示について監視指導を実施しました。また、平成23年度は、食中毒が発生した際に大規模な患者発生につながる可能性のある集団給食施設等に対する監視指導や鶏肉、牛レバー等の食肉を取り扱っている飲食店や食肉販売店等に対する監視指導を最重要課題として実施しました。
表1 平成23年度 食品衛生夏期対策事業実施状況(総括表)
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食品等43,497項目について細菌検査を実施したところ、663項目が不良でした。食品別には、「生食用食肉」(4.8%)、「調理パン」(3.5%)、「弁当類」(3.0%)の順に不良率が高く、このうち成分規格を超える細菌数、大腸菌群を検出した「アイスクリーム」など9項目に法違反がありました。
食品等37,496項目について検査を実施したところ、3項目が不良でした。食品等別には、「凍結前未加熱・加熱後摂取」(0.31%)、「洋生菓子」(0.20%)、「上記以外の食品」(0.08%)の順に不良率が高く、このうち表示にないエリソルビン酸を検出した「マンゴプリン」など3項目に法違反がありました。
総検査検体8,582検体のうち、輸入食品等は800検体(9.3%)でした。このうち不良検体は5検体でした。このうち、基準値を超えるイベルメクチンを検出したうなぎ蒲焼1検体に法違反がありました。
表2 平成23年度 食品別収去検査結果
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表3 平成23年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
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東京都では、都内流通食品の表示適正化を図り、表示違反を防止するため、食品の製造業・加工業・販売業等に立ち入り、326,903品目について監視指導を行いました。
その結果、505品目の表示違反・不適正食品を発見しました。当該食品取扱施設には、口頭注意等の指導を行い、適正表示の徹底を図りました。
表4 平成23年度 食品別表示検査結果
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