トップページ > 監視・指導 > 食品衛生夏期対策事業 >平成22年度 食品衛生夏期対策事業
このページでは平成22年度に東京都で実施した食品衛生夏期対策事業の結果を集計しました。
平成22年度に夏期一斉監視事業の結果は表1のとおりです。実施期間中、食品の製造業、販売業、調理業等179,320件の立入りを行い、食品等の取扱い、製造及び表示について監視指導を実施しました。また、平成22年度は、食中毒が発生した際に大規模な患者発生につながる可能性のある集団給食施設等に対する監視指導や鶏肉、牛レバー等の食肉を取り扱っている飲食店や食肉販売店等に対する監視指導を最重要課題として実施しました。
表1 平成22年度 食品衛生夏期対策事業実施状況(総括表)
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食品等46,727項目について細菌検査を実施したところ、784項目が不良でした。食品別には、「生食用食肉」(7.9%)、「弁当類」(3.5%)、「アイスクリーム類・氷菓」(2.9%)の順に不良率が高く、このうち成分規格を超える細菌数、大腸菌群を検出した「アイスクリーム」など9項目に法違反がありました。
食品等37,414検体について化学検査を実施したところ、8項目が不良でした。食品等別には、「器具及び容器包装」(0.25%)、「上記以外の食品(0.22%)、「缶詰・びん詰」(0.15%)の順に不良率が高く、このうち、表示にない着色料を検出した「ようかん」(和生菓子)など8項目に法違反がありました。
総検査検体11,795検体のうち、輸入食品等は923検体でした。このうち不良検体は9検体でした。このうち、基準値を超えるトリフルラリンを検出したパースニップや表示にないEDTAを検出したヤングコーン水煮など4検体に法違反がありました。
表2 平成22年度 食品別収去検査結果
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表3 平成22年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
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東京都では、都内流通食品の表示適正化を図り、表示違反を防止するため、食品の製造業・加工業・販売業等に立ち入り、334,906品目について監視指導を行いました。
その結果、747品目の表示違反・不適正食品を発見しました。当該食品取扱施設には、口頭注意等の指導を行い、適正表示の徹底を図りました。
表4 平成22年度 食品別表示検査結果
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