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このページでは平成13年度に東京都で実施した食品衛生夏期対策事業の結果を集計しました。
平成13年度に夏期一斉監視事業の結果は表1のとおりです。実施期間中、食品の製造業、販売業、調理業等125,171軒(延べ203,329軒)の立入りを行い、食品等の取扱い、製造及び表示について監視指導を実施しました。また、平成13年度は、①牛たたき等食肉の加工製品を原因食品とする腸管出血性大腸菌O157による食中毒の発生を踏まえ、飲食店等における食肉の処理状況の監視指導と収去検査、②食品の一時ストック施設等に対する監視指導を実施しました。
表1 平成13年度 食品衛生夏期対策事業実施状況(総括表)
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食品等14,677検体について細菌検査を実施したところ、895検体が不良でした。食品別には、「調理パン」(20.4%)、「弁当類」(17.8%)、「サラダ」(15.2%)の順に不良率が高く、また、成分規格に適合しない「アイスクリーム等」、「牛乳」など20検体に法違反がありました。
食品等16,628検体について化学検査を実施したところ、58検体が不良でした。食品等別には、「輸入バナナ・輸入かんきつ類」(3.1%)、「魚介類加工品」(2.1%)、「サラダ」(1.4%)の順に不良率が高く、そのうち、亜硝酸ナトリウム(発色剤)を対象外に使用していた「まぐろ乾製品」、表示にない着色料を検出した「サラダ」など55検体に法違反がありました。
総検査検体31,305検体のうち、輸入食品等は8,288検体でした。このうち不良検体は29検体でした。このうち、二酸化硫黄 (漂白剤)が過量に残存する「ペパーソース」、表示にない着色料を検出した「チョコレート」など24検体に法違反がありました。
表2 平成13年度 食品別収去検査結果
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表3 平成13年度 食品別収去検査結果【輸入食品の再掲】
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東京都では、都内流通食品の表示適正化を図り、表示違反を防止するため、食品の製造業・加工業・販売業等に立ち入り、445,181品目について監視指導を行いました。
その結果、1,358品目の表示違反・不適正食品を発見しました。当該食品取扱施設には、口頭注意等の指導を行い、適正表示の徹底を図りました。
表4 平成13年度 食品別表示検査結果
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