たばこによる健康影響
たばこに含まれる有害物質
たばこの煙にはニコチンや一酸化炭素、タールなど200種類以上の有害物質、70種類以上の発がん物質が含まれており、健康への害を及ぼすことがわかっています。
喫煙者がかかりやすい病気
たばこを長期間吸い続けると、肺がんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、心疾患をはじめ、様々な病気のリスクを高めます。たとえば、非喫煙者の死亡の危険度を1とした場合、肺がんは男性が4.8倍、女性が3.9倍、COPDは男性が3.1倍、女性が3.6倍となっています。(出典:2008年厚生労働省研究班)
ニコチン依存症という病気
たばこの煙に含まれる ニコチンは肺内で吸収され、数秒後には脳内報酬回路を刺激し、多幸感をもたらします。逆に、禁煙しようとするとニコチン濃度が低下し、イライラしたり、怒りっぽくなるなど、禁断症状が現れます。この禁断症状を避けるために喫煙をやめることができないのです。
受動喫煙の害
喫煙者が直接吸い込む主流煙よりも、たばこの先端から立ちのぼる副流煙の方が、有害物質が多く含まれていて、たばこを吸わない人の健康にも影響を与えます。
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