平成24年度第1回(職場における受動喫煙防止対策):平成24年8月28日実施
日時
平成24年8月28日(火曜日)午後2時から午後5時まで
会場
都議会議事堂1階 都民ホール
対象
都内の企業の人事・安全衛生管理者、健康保険組合、区市町村職員、保健所職員等
参加者
156名
講演
◆「具体的な受動喫煙防止対策の講じ方」
講師) 東京海上日動リスクコンサルティング株式会社
受動喫煙防止対策相談窓口担当
労働安全衛生コンサルタント 児島 俊則氏
【講演内容】
○喫煙室を設置する際の基準や、効果的な喫煙室の設置事例、分煙効果を評価するための測定機器などについて、具体的に説明
○厚生労働省の委託事業により実施している、受動喫煙防止対策に係る相談支援事業についての案内
事例紹介
◆「Hondaの喫煙対応について」
本田技研工業 株式会社
講師)人事部安全衛生管理センター 労務主幹 岡本 隆之氏
【発表内容】
○平成22年2月25日付けの厚生労働省からの通知(「多数のものが利用する公共的な空間については、原則として全面禁煙であるべき」とする。)等を契機として、喫煙率の低減と喫煙環境の整備について全社目標を設定
○喫煙者への理解を得るための「啓発活動」と禁煙希望者への「支援活動」を中心に施策を進めると同時に、喫煙率の低下に応じて喫煙環境を改善
◆「全社禁煙から得られたもの」
Acroquest Technology(アクロクエストテクノロジー) 株式会社
講師)組織価値経営部 マネージャ 鈴木 達夫氏
【発表内容】
○受動喫煙による社員の健康被害や喫煙での離席によるチームワークの低下などの問題を解決するために、全社員による会議を実施
○喫煙所への離席時にはタイマーをかけて決められた時間内に戻るルールなど、ユニークな取組により社内禁煙を促進した結果、現在は社員の喫煙率が0%に
基調講演
◆「職場における喫煙対策推進の必要性、健康面と経済面から」
講師) 産業医科大学 産業生態科学研究所 健康開発科学研究室
教授 大和 浩氏
【講演内容】
○世界や日本における受動喫煙防止対策の流れについて
○喫煙室から漏れる煙の測定結果や、喫煙室を設置したときの職員の労働時間や設備面への経済的影響について
○職場での対策が進まない原因と、今後受動喫煙対策をどのように進めるべきか
【スライド(一部抜粋)】
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