BIACBIBIAA※I※ 検査自体の有効性は評価されている一方、「対策型検診」としての実施に課題が指摘されているため、 現時点では国指針で推奨する検査項目とされていません。(2014年度版)(2005年発行)(2006年発行)(2013年度版)がん種胃がん大腸がん肺がん乳がん子宮頸がん(2019年度版)前立腺がん(2008年発行)検査項目胃X線検査/胃内視鏡検査ABC検査便潜血検査全大腸内視鏡検査胸部X線検査・喀痰細胞診胸部低線量CTマンモグラフィ超音波検査細胞診HPV検査(単独法)PSA検査【有効性評価】A=高い B=ある C=低い I=判断不可推奨グレード(一部抜粋)7「有効性が低い(C)」「有効性が判断できない(I)」と評価されている検診は、メリット(がんにより死亡するリスクの減少)と、デメリット(過剰診断や偶発症などのリスク)の差が小さい、またはデメリットの方が大きい可能性があるため、受診する場合は慎重に判断することが必要です。コ ラ ムもっと知りたい!推奨されているがん検診「がん検診の有効性」の科学的根拠国立がん研究センターでは、国内外の研究の収集・検証を行い、がん死亡率の減少が科学的に確かであるか?デメリットはメリットと比べて大きくないか?などを検討し、その結果に基づく各検診の推奨グレードを「がん検診ガイドライン」において示しています。国(厚生労働省)は、これらを踏まえて検討会での議論を重ね、指針で推奨するがん検診を定めています(5ページ)。【有効性評価に基づくがん検診ガイドライン】
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