受けよう!がん検診
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1がん検診とは…?3がん検診の目的は、早期発見・早期治療によりがんで死亡するリスクを減らすことです。がん検診の対象者は症状がない人=健康な人です。がんは、早期発見・早期治療による5年後の生存率が90%以上であることがわかっていますが、早期のうちはほとんど自覚症状がありません。がん検診では、症状がない早期のうちにがんを発見し、治療につなげることを目的としていることから、検診の対象者は「症状がない人=健康な人」です。 注意症状のある方は次の検診まで待たずすぐに医療機関を受診してください。検診と健康診断とは違います。がん検診の目的は、多くのがんを見つけることではありません。必ずしもすべてのがんを治療することが、死亡するリスクの減少につながるわけではないためです。がん検診は、罹患する人・亡くなる人が多いがんを早期に発見し、適切な治療につなげることで、がんで死亡するリスクを減らすことが目的です。健診(健康診断)と検診では、目的が異なります。 ・健診……身体が健康か・病気の危険因子があるかを調べます。  ・検診……特定の病気に現在かかっているかを調べます。      (がん検診・肝炎ウイルス検診など)したがって、健康診断を受診しただけではがんを発見することができません。がんの早期発見のためには、がん検診を受けてください。

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