検査結果は「精密検査不要」か「要精密検査」のどちらか一方です。もし「要精密検査」になったら…コルポスコープという拡大鏡を使って子宮頸部を詳しく見て、病気があると疑われる部分（組織）を一部採取して標本にし、顕微鏡で診断します。子宮頸がん検診について詳しく知りたい方はこちら東京都保健医療局「TOKYO＃女子けんこう部」https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/joshi-kenkobu/shikyukeigan/コルポスコープ診及び組織診検査内容細胞診子宮頸部の細胞を調べる検査です医師が専用のブラシを用いて子宮頸部の細胞をこすって採取し、顕微鏡で調べる「細胞診」を行います。※ 月経中は避けて受診してください。※ 自分で子宮頸部の細胞を採取することは 避けてください。コ ラ ム子宮頸がんの原因は？ 〜HPVワクチンによる予防〜子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス（HPV）は、一度でも性交渉の経験があれば感染している可能性がある、ごくありふれたウイルスです。ほとんどの場合感染は一時的で、ウイルスは自然に消えると言われています。しかし、まれに感染が長く続き、ごく一部が数年〜数十年かけて子宮頸がんになっていくと言われています。HPVワクチンは、子宮頸がん全体の50〜70％の原因とされる2種類のHPV（16型と18型）などに対して、感染の予防効果があると報告されています。ただし、全てのHPV感染を予防できるものではないため、定期的に検診を受診することも重要です。HPV検査子宮頸部から細胞を採取し、HPV（ヒトパピローマウイルス）に感染しているかどうかを調べます。20
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