受けよう!がん検診
13/26

※胃がん検診として胃部エックス線検査を実施しているか、胃内視鏡検査を実施しているか、またその両方を実施しているかは、区市町村によって異なります。詳細はお住まいの区市町村にお問い合わせください。コ ラ ムもし「要精密検査」になったら…胃内視鏡検査胃部エックス線検査後の精密検査は、胃内視鏡検査を行います。検査で疑わしい部分が見つかった場合、胃の組織を採取し、がんかどうかを顕微鏡で調べます。胃がん検診で胃内視鏡検査を受けた場合でも、より詳しく調べるために再検査が必要になることがあります。胃内視鏡検査内視鏡検査(胃カメラ)で直接観察します。喉の麻酔を行った後、口(または鼻)から胃の中に内視鏡を挿入し、胃の内部を観察します。胃の中の小さな病変を見つけることが可能です。検査で疑わしい部分が見つかった場合、少量の胃の組織を採取し、がん細胞があるかなどについて調べる検査を行うこともあります。「胃がんリスク検査(ABC検査)」とは?血液検査によって、胃がんの原因となるヘリコバクター・ピロリ菌の感染の有無と、胃粘膜の萎縮の程度を調べることで、胃がんになりやすいか否かを判定するものです。がんそのものを見つけるための検査ではないので、胃がんリスク検査を受けるだけで安心せず、胃部エックス線検査か胃内視鏡検査を定期的に受けてください。12

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る