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令和6年度戴帽式を行いました。

 
令和6年6月14日(金曜日)、東京都立荏原看護専門学校では令和6年度戴帽式を行いました。当日は雲一つない晴天に恵まれ、ご家族、ご来賓、学友に見守られながら式が行われました。

戴帽式に先立ち公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金 理事長田村亜紀子様より「重い病気をもつ子どもと家族とチャイルド・ケモ・ハウス ~息子との闘病生活から看護師さんたちに伝えたいこと~」というご講演をいただきました。元気に産まれて元気に育っていたはずの子どもとその家族に、突然宣告された病が身体的・心理的・社会的に与える影響と看護師に望むことについてお話を頂き、患者さんの病だけでなく生活者として視点を持つことの大切さを学びました。

戴帽式では、戴帽の儀の後、看護で大切にしたいことや看護師としての自身のあり方について2年生全員で考えた誓いの詞を唱和しました。

鈴木教子校長の式辞では、戴帽式の意義が述べられた後、「看護は高い倫理性、人間性が求められ、一生涯かけて極めるにふさわしい仕事だと思います。困難に直面した時には、今日の誓いを思い出し、自分を信じて夢を実現してください」と戴帽生への励ましの言葉が述べられました。

祝辞では、東京都立墨東病院看護部長 上野真弓様より2001年フローレンス・ナイチンゲール記章を受章した寺本 松野の言葉を引用し、「時間は平等で有限である。特に患者さんにとっては今この時は絶対に帰ってこない。時間の使い方を習得し、患者さんが感じている時間に寄り添い、患者さんと過ごす時間に何をすべきかを考える看護師になって欲しい」と、戴帽生を鼓舞するお話をいただきました。

3年生代表の励ましの辞では、「患者さんとの出会いを大切にして、仲間と共に励まし合いながら一緒に頑張りましょう」と温かい言葉がありました。

 式典後、戴帽生からは「入学時に抱いていた看護師になるという思いが、さらに強くになった。7月からの実習を頑張っていきたい」と語っていました。

 

質疑応答
記念講演してくださった田村氏へ質疑応答の一場面

戴帽
戴帽の儀

戴帽
戴帽の儀

祝辞
祝辞の場面

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